
突然ですが、もし自分自身に点数をつけるとしたら何点ですか?
この質問は、自己肯定感を高めるセミナーに参加したときに聞かれました。
「ありのままの自分を肯定する、好意的に受け止めることができる感覚」のこと。
その当時、私は子育てにストレスを抱えていて、「ダメな母親だけど…でも頑張ってるし…」と悩みに悩んだ結果、「60点」と自己採点しました。
すると、「実はその点数は、あなたのお子さん自身の自己肯定感を現しています。」と言われ、衝撃を受けたのを覚えています。
親の自己肯定感=子どもの自己肯定感
親自身の自己肯定感が低いと、子どもに対してもネガティブな思いを抱いてしまい、自分の子どもを肯定的に捉えることができなくなってしまいます。
とくに幼少期の子どもは、親の不安定な影響を受けやすく、子ども自身も不安やストレスを感じやすくなります。
さらに、自分のことを肯定的に見てもらえない環境では、「自分は大切な存在」「自分は愛されている」などという実感を得ることができず、自己肯定感が育ちにくくなります。
子供は、乳幼児期に無条件に愛されて受け入れられる体験を通して自己肯定感が芽生えるので、母親の言動は大きな影響を与えてしまうのです。

思い返せば、私は母親から「あなたには無理、できないよ」というような言葉を何度も言われてきたので、自分に自信を持つことができませんでした。
親から言われたマイナスな言葉は潜在意識に蓄積され、大人になってからも作用してしまうことがあるので、子どもには絶対言ってはいけないですね。

いつの間にか、自分の心の声を無視するようになって、
いつの間にか、自分の気持ちより他人の目を気にするようになって、
いつの間にか、自分で自分を責めるようになっていた。
「自己肯定感」というと難しく聞こえるけど、結局「自分のことを無条件に愛しているか」ということ。
自分を愛するために私がやった4つのこと
- 心の声を聞いてあげる
- 自分を絶対に責めない
- 感謝できることを見つける
- 誰かを笑顔にする
1.心の声を聞いてあげる
自分を愛せなかった頃は、心の声を無視してることが多かった。
本当は休みたいのに頑張りすぎたり。
つらいのに平気なふりをしたり。
やりたいことがあっても我慢してしまったり。
他人からどう思われるかをとても気にしていました。
なので、「私は本当はどうしたいの?」と本心と向き合い、我慢することをできる限りやめました。
自分の心の声は自分にしか聞こえません。

2.自分を絶対に責めない
なんでも完璧にやろうとすると、少しの失敗で自分を激しく責めてしまいます。
「人間だもん、失敗するよね~」
「うまくできなかったけど、前よりは確実に成長してる!」
「本気になればできるけど、今はやる気がないだけ」
というような感じで自分を甘やかしてあげましょう。
子どもの失敗に対しても大らかでいられるようになります。
あなたを責めているのは、実はあなただけです。
3.感謝できることを見つける
住む家があって、
家族がいて、
仕事があって、
友達がいて、
食べるものがあって、
着る服があって、
動く体があって、
スマホがあって。。。
そんな当たり前のことが「有難い」ことだということを、つい忘れてしまいますよね。
今あるものに心から感謝できるようになると、「私って幸せだったんだ、愛されてるんだ」と思えるようになります。
感謝できる5つのいいことを毎日探してみる。

4.誰かを笑顔にする
普段は意識していないのですが、誰でも心の奥底には「人の役に立ちたい」という気持ちがあります。
例えば、エレベーターのボタンを押してあげる。
道に迷っている人がいたら丁寧に教えてあげる。
職場の人がヘアスタイルを変えたら「似合うね」と一言かけてあげる。
そんなさりげない親切でも、誰かを笑顔にすることができると「私も人を幸せにすることができるんだ」と自分を褒めてあげることができます。
そんな自分が誇らしく、どんどん好きになっていく。
「幸せの証拠探し」で潜在意識を変える
自己肯定感の低い人は、いつからか潜在意識のどこかに「自分は価値のない存在だ」という観念が存在しています。
そして無意識に「自分は価値がない」という“証拠探し”をしてしまうんです。
物ごとが上手くいかないのは、潜在意識があえてそのように仕向けているのかもしれません。
今から“幸せの証拠探し”にチェンジしましょう。
毎日コツコツと行うことで、嬉しいこと・楽しいことに自然と目が行くようになります。
いつのまにか「自分は幸せになる価値のある存在」という信念が潜在意識に記憶されていき、人生が180°変わったことを実感するようになるはず!